この記事は古くなりました。バージョン2は2020年11月にリリースされ、2022年2月現在の最新版は2.2です。
AFormsはv1からv2にメジャーバージョンアップしました。
AFormsの今後の開発はv2で行っていきます。
v2では、今後の機能拡充を視野に入れて、v1の良くないところを抜本的に見直しました。
このバージョンアップには非互換な変更が含まれていて、フォームの挙動が変わったりする可能性があります。
この記事では、v1からv2へバージョンアップする際の注意点を解説します。
以下に注意すべき点を挙げますが、それに限らず、バージョンアップの際にはあなたのフォームが正しく動作するか確認するようお願いします。
バージョンアップしたら無効化→有効化
v2にバージョンアップしたら、管理画面のプラグイン一覧から、AFormsを一度「無効化」して、それから「有効化」で元に戻してください。
料金チェッカー項目の廃止
従来から非推奨となっていた「料金チェッカー項目」が廃止されました。
料金チェッカーが使われているフォームはv2では動作しません。
より優れた「料金監視項目」がありますので、そちらを使うようにしてください。
選択肢の通常価格が0円の場合
選択項目の中に追加する「選択肢」ですが、これの「通常価格」の仕様が変わりました。
v1では「0円」と空欄を区別していませんでした。v2では「0円」の場合は価格を表示し、空欄の場合は何も表示しないように扱いが変わりました。
これに伴い、v1で作ったフォームをv2で動かすと、v1では通常価格が「0円」で表示されていたのがv2では表示されなくなるケースがあります。
このような現象が起こった場合は、フォームビルダーで選択肢の通常価格を設定し直してください。
設定ファイル(.tomlファイル)の廃止
v2では設定ファイルが廃止されました。
v1で設定ファイルで行っていた設定は、v2では別の方法で設定し直す必要があります。
下記の対応方法の表を参考にして、設定し直すようお願いします。
文言の変更(全フォーム共通) | フォーム設定の「文言」タブで設定してください。 |
文言の変更(フォーム別) | aforms_load_word フィルタ(引数2つ)で設定してください。(上級者向け) |
スタイルシートの変更(全フォーム共通) | aforms_get_stylesheet フィルタ(引数2つ)で設定してください。(上級者向け) |
スタイルシートの変更(フォーム別) | aforms_get_stylesheet フィルタ(引数2つ)で設定してください。(上級者向け) |
デザインカスタマイズのサポート具合の変更
v1ではCSSによるデザインカスタマイズを推奨していましたが、v2からは推奨まではせず、サポートするだけになりました。
サポートとは具体的には、カスタマイズしやすさを維持する、ユーザー定義のデザインをユーザーが保守しやすいように努める、ということです。